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病気の治療法の成績・副作用

ペットの医療情報は、ネットで簡単に調べることが可能です。医学・生物学系の論文雑誌は世の中には、何十万冊もあります。毎月発行されるそのペットの雑誌には、毎回何十報と論文が掲載されるわけで、おそらく世界中で年間発表される論文数は、何千万報にものぼるではないでしょうか。しかし、そのうちのまともな論文雑誌数万冊に関しては、実は掲載されている論文を、過去数十年にわたって全て簡単に検索できるのです。


ネット調べるとなると、そのサイトはPubMedと言います。ノーベリストの文献から、市中の臨床(獣)医師の論文まで、医学・生物学のありとあらゆる論文がここで検索可能です。Entrez PubMedは英文ページですが、今は簡単に翻訳サイトで、日本語に訳せます。例えば臨床獣医師は、奇妙な症例に出会ったりしたときや、最新の薬物療法に関しては、必ずここでチェックします。例えば、ペットの病気で高度な治療を受ける必要がでた場合は、事前にここで、病気の治療法の成績・副作用を必ず調べます。可能であれば、担当の先生の文献を読みます。


このようにして、ペットの飼い主であってもそのペットの病気、症状、治療法、副作用などについてある程度は、素人サイドではありますが、予備知識をいれることはできるのです。数年前から米国では、ハーブ、針、漢方、骨、きのこ、催眠療法、音楽療法などの代替療法の科学的妥当性について国を挙げて調査しており、その結果も、常にアップデートされ、その成績が、動物にとっても重要であることは、言うまでもありません。今や、医学・生物学の情報は、このように共有されているわけです。皆のものなのです。


ペットの病気の情報収集を怠ってはいけません。確かに、一般の方が、このシステムを使いこなすことは容易ではないでしょう。しかし、このようなシステムがあるということを知っておくのは重要です。最近は、ねじまがったペットの健康志向が一般人どころか、我々プロの世界にもはびこっています。ほとんど検証なしに、わが国よりも断然平均寿命が短い某国の薬を使ってみたり、最先端の医療技術もまったく勉強することなく、西洋医療の限界などとほざいたり、ペットの獣医師のなかにも知的怠慢な人達が増え始めています。あなたのかかりつけのペットの先生が、日々刷新される膨大な医療情報の前で、いかに格闘しているかをしっかりと見極めて下さい。

この記事のカテゴリーは「ペット医療」です。
ペットの医療費に基準はなく、かなりの高額になることもあります
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