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狂犬病予防注射

近年、多種多様な動物が飼育されていますが、やはり犬と猫がペット動物としての歴史も古く、非常に身近な存在であるのは間違いないと思います。猫の飼い主さんには無く、犬の飼い主さんには義務づけられているものがあります。「犬の登録」と「狂犬病予防注射」です。 これらは「狂犬病予防法」という昭和25年(1950年)にできた法律の中に規定されているのですが、この法律の意図は、名前通り『狂犬病の発生を予防し、そのまん延を防止し、及びこれを撲滅すること』にあります。


今でこそ日本国内では狂犬病は50年近く発生していないので、過去のペットの病気のような錯覚に陥りがちですが、実はそれこそが大きな錯覚です。発生が抑えられているのは各人各所の地道な努力の賜物であり、自然になったわけではありません。むしろ、日本のように数十年間狂犬病が発生していない国は少数です。近隣諸国でも毎年のようにどこかで狂犬病は発生していますし、世界規模で見れば毎年数万人の方が狂犬病で亡くなっていますので決して過去の病気ではありません。発症すると死亡率が限りなく100%に近い非常に恐ろしい病気です。

犬の登録(畜犬登録)は一般的には初回の狂犬病予防注射の際に同時に手続きを行うことが多いので、ペットを登録していたかなと思った方もおられるかもしれませんが「鑑札」が手元にあればちゃんと登録はされています。ペットの登録は、犬の一生で1回行えば良いので、毎年行う必要はありません。しかし、犬を他人に譲ったり、犬と共に引っ越したり、犬が死亡した場合などには保健所や市役所などで鑑札の交換や返却などをしなければなりませんので要注意です。


ペットの狂犬病予防注射は毎年1回打つことが義務づけられています。生後91日以上の犬を飼っている方が対象となり、毎年4/1から6/30の間に接種させること、とされています。ペットに注射が済むとメタル製の「狂犬病予防注射済票」と、自治体によっては玄関先などに貼る門標がもらえます。ちなみにこの犬シールも各自治体によってデザインが異なるので、見比べてみると結構面白い物があります。

この記事のカテゴリーは「ペット犬の病気」です。
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